姫マツタケ

姫マツタケ

姫マツタケは、アガリクス（ハラタケ属）に分類され、ハラタケ属には姫マツタケを含めて32種類の茸があり、それぞれ固有の成分や特性を備えています。姫マツタケの多糖体には、他の多糖体にはない独特の特徴があります。

多糖体は、タンパク質と結合することによって体内への吸収がよくなりますが、姫マツタケの多糖体はもともとタンパク質と結合しています。　その事により、他の多糖体では、体内に取り入れるために注射をするしか手立てが無いところを、姫マツタケの多糖体では、食べたり煎じて飲んだりしても吸収できます。

免疫力を高め、生体のホメオスタシスを正常に修復する姫マツタケは、まさに東洋医学的な側面をも有する。
将来有望な免疫機能賦活性食品の素材として注目される。

成分

抗腫瘍活性成分の中でも特に (1-6)-β-Dグルカン・蛋白複合体、リボヌクレオチド蛋白、グルコマンナン・蛋白複合体が高い抗腫瘍性を示す。

体内での働き

ホメオスタシス調節

姫マツタケは、数多くの成分をバランスよく含み、生体のホメオスタシス（恒常性維持機能）を調節し、抗腫瘍活性を発揮する他、肝障害改善作用、抗アレルギー作用、消化管運動亢進作用、脱コレステロール作用、血糖降下作用、ビタミンD2様作用など、多彩なBRM（Biollgical Response Modifiers:生物的応答調整剤）様作用を持つ

参考文献